バックギャモンの楽しさ

ゲームの仕方がわかってきたところで、最後にバックギャモンの楽しさについて、思うところを少し。

 

私は、常々バックギャモンはゲームの王様だと思います。入口は非常に敷居が低いのですが、知れば知る程、奥深さに気付かされます。

 

初心者と上級者の対戦もハンデもなく、行うことが出来、初心者が勝つことも普通に起こります。相手を選ばず対戦できることは重要で、様々なレベルの人達が一緒になって遊ぶことが出来ます。いろいろな人とわいわいとゲームするのは楽しいものです。

 

運とスキルの両方が非常に上手くかみ合っているゲームで、上達の楽しみもあります。頭脳ゲームですので、考えてゲームすることで、思った通りの展開になってくれることもありますが、バックギャモンでは、あり得ないようなことが普通に起こります。ゲームとしては、運の要素も強いのですが、お互いが見えるボード上で繰り広げられるため、単純についている、ついていないが、はっきりと2人で共有できるところが、より楽しめるのだと思います。そこで、ダイスを振るときには、お互いが良い目を念じて振ることになります。基本的には当然どうにもならないわけですが、良い目を念じて振り、(それが偶然でも)良い目が出る。このことがゲームの楽しさを増しています。

 

また、同じ人と繰り返しゲームを行っても、毎回違う展開になるので、一生楽しめるゲームであると思います。