一応、ルールや遊び方がわかったところで、ここでは、ちょっとしたコツについて触れましょう。まずは、駒の動かし方のコツです。
バックギャモンはスピード感のあるゲームですから、駒を持って、1,2,3,と数えて動かすのは格好悪いと思います。動かす場所には、数字がふってあるわけではありませんが、視覚的にわかりやすくボードは作られています。
基本的なコツをつかむだけで見違えるように早く駒を動かすことが出来ます。
ボードはバーを挟んで、4つに区切られていることがわかります。その一つ一つはダイスの6に対応し6マスになっています。つまり、6マス移動したいときには、隣のエリアの同じ場所に進めれば良いことがわかります。
また、マスは2色で交互に色分けされているので、奇数(1,3,5)マス動かしたいときは、今いるマスの色と違う色、偶数(2,4,6)マス動かしたいときは、今いるマスの色と同じ色に進みます。
ゲームではポイント(同じマスに自分の駒が2つ以上でしたね)を作りたいことがよくあります。このときは、出た目をよく見ましょう。例えば、1と3だったら、2つ離れているので、ボード上で2マス離れている駒を見つけます。その駒をが動かすことが出来ればポイントが作れますね。
コンピュータ上で動かすときには、勝手に動いてくれるからいいわって人もいるかもしれませんが、どこにポイントが出来るのか、駒を動かしたらどこに行くのかを一目でわかれば、動かし直しもなく、スムーズにゲームを進めることが出来ます。
バックギャモンでは、ダイスを取り上げるまで自分の番のため、駒を移動して考えてみたりすることも出来ます。初心者のうちは、一旦動かしてみないとわからない場合もありますが、だんだんと減らしていきましょう。