遊び方のいろいろ

バックギャモンの遊び方にもいろいろあります。

 

一人の相手と際限なく遊びたい場合には、アンリミテッドが普通です。ゲームを繰り返し行っていき、点数を積算していきます。最終的に得た点数に応じて、チョコでも貰いましょう。^^

 

アンリミテッドでは、キューブを使うのに加え、特殊なルールがある場合がほとんどです。

ジャコビールールでは、キューブが動かない限りギャモン勝ちやバックギャモン勝ちはありません。つまり、ギャモン勝ちが出来そうなら、早めにキューブを使わなくてはなりません。だらだらと、キューブを打たずにギャモン勝ちを狙うこと(平ギャモン)はできないので、さくさくとゲームが進みます。また、普通のキューブの動きに加えて、ビーバーがある場合も多いです。ビーバーは、ダブルされたときに、基本点を2倍にしてテイクする代わりに、4倍にしてテイクします。つまり、2倍にしましょうよとダブルされたときに、4倍にしてテイク出来ます。自分の方が勝っているのにダブルされたときにビーバーしましょう。もちろん、リダブルするときは8倍ですね。

 

色々な人と対戦するときは、ポイントマッチが多いです。これは、何ポイントマッチとゴールを決めて、先にそのポイントを取った人が 勝ちになります。1,3,5など奇数のポイントが普通です。ちなみに、JBL例会では5ポイントが普通です。ポイント数は、長くなればなるほど、運よりも実力を反映しやすいので、大会などでは、だんだん多くなっていき、11ポイントや、25ポイントなども行われることがあります。既定のポイント以上を獲得しても意味無いので、1ポイントなどではギャモン勝ちやバックギャモン勝ちは意味無いですね。JBL例会では、5ポイントマッチ以上でレーティング戦が行われています。レーティングは一人一人の持っている点数で、勝つと上がっていき、負けると下がります。上位になるとタイトル戦のリーグに入ることが出来たりもします。

 

ポイントマッチでも特殊なルールがあります。クロフォード・ルールと呼ばれるもので、はじめにマッチ勝ちまであと1点になったゲームのみキューブは使えないというものです。例えば、自分があと1点で勝ちになるのに、相手があと2点で勝ちのとき、キューブを使われるのは不満ですね。そのような事態を防ぐために、このルールがあります。

 

シュエットと呼ばれる2人以上で行うゲームの仕方もあります。シュエットでは、一人が親、残りが子となり、親と子側のリーダーとでゲームをします。子側は相談もできますが、一人一人キューブがあるので、各々は主にキューブの判断のみ行います。

 

大会などでは、ポイントマッチを主体として、ゲームが行われますが、その方式も様々です。

一番多いのがトーナメントです。いわゆる勝ち抜き戦です。一回負けてもコンソレーション(敗者復活戦)がある場合もあります。人数が多い場合には、ラウンドロビンが行われることもあります。ラウンドロビンは、1ゲームずつ、色々な人と対戦していき、得点を競います。細かいルールとしては、対戦する人が決められていたり、キューブが4倍までと決まっていたり、得点の付け方が異なっていたりします。人数が少ない場合には、リーグ戦(総当たり)をすることもあります。