プライム

プライムとはポイントが連続して並んでいるものでしたね。プライムが長くなっていくと、相手はなかなか越えられないため、プライムに捕まっているバックマン以外の駒を動かすことが多くなります。

 

バックギャモンでは駒全部が徐々に進んでいくことはありがたいのですが、一部の駒のみ進みすぎることはバックできないので良くありません。また、自由に動かすことが出来る駒が減るために、相手は非常に不自由を強いられます。

プライムを作るためには、やはり始めからあるポイントを活用することです。ゲームを始めたときから6ポイントと8ポイントにポイントが出来ています。7ポイントを作ったり、5ポイント、4ポイントとポイントを作っていけば、プライムとなります。

 

初期配置からは61や31、42等の目で新しいポイントを作っていけますね。

 

ゾロ目も忘れてはいけません。1ゾロでは8ポイントが一旦崩れますが、5ポイントと7ポイントを一気に作ることが出来ます。

 

初期配置では6ポイントと8ポイントにしか駒が無いために、5ポイントを作ろうとすると、31を出すしかありません(ゾロ目でも作れますが)。もう少し、作りやすくする方法はないのでしょうか。

 

ホールディングゲームの時にアンカーを作るように、すこし駒をばらけてみましょう。よく使われる方法として、新しい駒を援軍に使うという手があります。例えば、ミッドポイント(13ポイント)から1つ駒を動かしてみましょう。ここでは、4の目で動かしたとします。

次にどんな目を出せば、5ポイントを作れるでしょうか。始めの31に加えて、41や43でも作れることになり、31だけに比べて約3倍も作りやすくなっています。試しにもう一つ援軍を送ってみましょう。

こうなると、31,41,43に加えて、51,53,54でも作れるようになるため、かなり作りやすくなっていることがわかります。また、5ポイント以外の7ポイントや4ポイントも同時に作りやすくなっているため、次の自分の番には何らかのポイントを作ることが出来るのではないでしょうか。このような援軍をビルダーと呼びます。